日日のあわいに

西宮のヨガ・ピラティススタジオ studio awai のブログ

え?梅雨の最中に???

 

お味噌を仕込みました!

 

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お味噌づくりは一般的に冬の寒い時期が良いとされています。雑菌が繁殖しにくいからですが、実は冬場に限らず年中いつ仕込んでもいいんです。

 

逆に暑い時期に仕込むことで早く出来上がるようです。

 

とはいえ、冬以外の時期にお味噌作りをするのは初めてです。

 

今年の二月にも10kgのお味噌を仕込みましたが、一度に大量は大変なので、こまめに仕込めればいいかなと思い、手軽な方法で今回は1.5kgで実験です。

 

実はこのお味噌、ちょっと変わっているんです。

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なんと「おから」を使っているんです!

これまで何度もお味噌作りをしてきましたが、「おから」で作るお味噌は初挑戦!

まさに実験です。

 

蒸し暑い梅雨の時期は冷たいものが欲しくなってついとりすぎてしまうことがありますよね。胃腸が弱ってしまって不調に陥りがち、クーラーが追い打ちをかけて血行不順、冷えに悩まされる方も多いようです。

そんな時にはヨガがオススメですが、食事を見直すことも大事です。

特に発酵食品を生活に取り入れて元気に夏を迎えましょう!

梅雨時は高温多湿で食品が腐敗しやすい時期ですが、うまく腐敗したものが発酵食品です。有用な微生物の働きによって栄養価もアップ、保存食として生まれ変わったものが発酵食品、人類の知恵と文化の集積です。そして日本は発酵食品大国です。

最近の研究では、腸内細菌の働きが人の健康に大きく関与しているということが分かってきました。腸内フローラという言葉も一般的になっていますね。腸活も流行っているようですね。

伝統的な製法で作られた味噌や醤油、漬物、お酢、納豆、甘酒、塩麹など、ホンモノの発酵食品をとって腸内に援軍を送ってあげましょう!

 

というわけで、梅雨の真っ只中ですが、お味噌を仕込んでみました!

 

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まずは麹とお塩を混ぜます。

 

ここ二、三年は玄米麹を使っています。

 

塩分濃度は14%。

 

レシピでは11〜12%となっていましたが、ちょっと高めにしました。

 

 

そこに「おから」と「豆乳」を投入←m(_ _)m

 

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よく混ぜたら団子にして空気を抜きます。

 

焼酎で念入りに殺菌した瓶に、空気を抜きながら丁寧に詰めていきます。

 

 

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最後に酒粕で蓋をしておしまい。

 

この酒粕は常温保存で一年半以上熟成しているものなのでこんな色をしています。

 

奈良漬の床になるのがこれです。

 

チーズのような濃厚な風味の熟成酒粕はお料理に使っています。

お野菜にも、お肉にも、お酒にも合います。

 

とっても美味しいんですよ!

 

 所要時間は20分ほど。

あとは放っておくだけ。

秋には食べられるかな。

 

お味噌作りは大豆を煮たり潰したりという作業が手間で結構な時間がかかってしまいます。みんなで一緒にワイワイやるととても楽しいですですが、今回は一人であっという間、なんともお手軽!

 

「おから」のお味噌は初挑戦なのでどんな仕上がりになるのかとても楽しみ!

うまく出来ればいいのですが。

 

また報告しますね!

 

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